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2015年 07月 18日 ( 1 )

遥かなるカナダ その7

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* このエッセイのシリーズは一人の日本人が海外移住と言う夢を見て、海外移住申請をしてみたらどうなったかという経験・体験をつづったものです。海外移住申請の手続きは常時変わるので、移住申請のアドバイスと言う意図はありません。体験談として楽しめたらと思います。

ニューオーリンズに戻ってほどなくして、私が世話になっている友人に1通の手紙が届きました。それはその時住んでいたアパートの家主からのものでした。
実はこの年の初めに、彼はこのアパートに前のアパートから越してきていました。その時のアパートは以前とは違いなかなか住み心地のいいところでとても満足していただけに、ショックでした。とにかく今年中には部屋を開けてほしいと言うのです。家主の都合で1年未満で解約なので違約金はいらないというのですが、降ってわいた事態に友人は動揺しました。

それから、畳み掛けるように些細な事ですが、不幸なことが続いて起き、それは私の身にも起きました。私たちはもう、ニューオーリンズには愛想がつきる事態になっていました。しだいにこんな街からはこちらから出ていきたいと思うようになりました。ではどこに越すか?

この時ほどカナダ移住の申請が早く許可されないかと思ったものです。
住みたい街として私にはオレゴン州のポートランドがまず浮かびました。1981年にアメリカ旅行をした時の良い印象が残っていたのです。それにポートランドは西海岸の北部にあり、カナダともそう遠くはなく、もし移住の許可が下りたなら、カナダへの引っ越しが楽にできると思われました。

友人と私のポートランドへの思いは募っていきました。そしてついにその年2010年12月31日の大みそかに
私たちは長年住んだニューオーリンズの街をあとに新天地ポートランドに向かったのです。
by Marrrsan | 2015-07-18 09:26 | ・随筆 | Trackback | Comments(0)