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2014年 08月 22日 ( 1 )

今朝の死亡記事から

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朝刊を読んでいて、ふと死亡記事に目が行く。掲載されていた写真がカラーだったので普段より
目を引いたのかもしれない。写真を見てすぐわかるような感じではなく、その時点では名前を見てもピンときませんでした。しかし記事を読み始めて、「あっ!」と思いました。

彼はバブル崩壊後、新聞、週刊誌をちょっと賑わした人です。
そう、かって有名な有楽町を本店とするデパート、そごうの社長だった人です。
水島廣雄氏です。享年102歳だったそうです。
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水島氏は社長としての顔のほかに法学博士の称号を持ち、大学で法学部の教授もしていたのです。
そして私は彼の講義を受けた一人です。彼の事がよく記憶に残っているのは、いつも講義室に入ってくるときは、かばん持ちのような人が教材などを一緒に来て、机の上において行ったのです。こんな部下を従えてくる教授は他には見たことないので、さぞかしお偉い教授なのだろうと思いました。
水島教授の肌はつやつやして、いい血色をして年齢の割には(当時60歳くらい?という事は今の私と大して違わない)非常に健康そうでした。
ま、そんな教授ですから講義は大講義室で行われ、あまり個人的に知り合うという機会もあったわけではありませんでした。

しかし4年生の時に個人的なことで連絡を取らなくてはならなくなり、恐れ多くも水島氏宅に直接電話を掛けなくてはならなくなり、緊張しながら電話をかけたことがあります。何時も講義の時は真面目に冗談一つも言わず、偉そうにしていたので非常にとっつきづらい人だと思っていたのでした。
ところが電話に出てきた水島氏は講義の時の偉そうな話し方ではなく、とても気安いおじさん的に優しい物腰の話方で、こちらの伝えたかったことを述べると、快く承諾していただいたのです。いつもとのギャップがあり、一気に好感度がアップしました。

法学者だけど刑事事件に巻き込まれ有罪判決受けたりと波乱の人生だったようですが、102歳まで生きていたのですね。あの血色のいい顔を思うとさもありなんとは思いますけど。
ご冥福をお祈りします。
by Marrrsan | 2014-08-22 09:31 | ・エトセトラ | Trackback | Comments(2)