危険な童話 土屋隆夫
2008年 06月 17日
最初に読んだ土屋隆夫の推理小説で嵌った作品でした。
これ以降しばらくは推理小説といえば、土屋隆夫の作品一辺倒でした。
土屋隆夫の作品はトリックの面白さにありますが、そのトリックも
突拍子もないような非現実的なものではなく、いつも現実的な要素を持っています。
それは、土屋によれば彼の作品使われるトリックは、彼が作品を書く前に、
実際に可能かどうか現実に試しているからだと言います。
横溝正史ほどの幻想的怪奇的なストーリーではなく、また松本清張ほどの社会派推理小説でもなく、その中間を行く感じで謎解きの倫理性はしっかりしています。
土屋隆夫の推理小説で期待を裏切られた事はありません。
タイから無事に帰国しました。
旅日記を公開してます。
キャセイの機内食ですが美味しかったよ。
はい、では早速行ってみます。