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連載 ベッドの上で3ヶ月(7) 新しい同室者

Kは退院の日少ない荷物をまとめると意気揚揚と病室を出て行きました。
取り残された私は空っぽになったベッドを見つめいつになったら私はでられるのだろうと
ため息をつきました。

看護婦たちはKが去るとベッドのかたずけやなにやらで忙しく立ち回っていました。
しばらくはこの部屋は私ひとりになるのだろうかと思っていた私でしたが、午後には新しい患者が私の同室者として入ってきました。
二人目は私より若く、真面目そうでした。私よりも生真面目に医者の言うことをよく聞いて医者にとっては良い患者のようでした。話しをすると割と気が会うような人でした。彼もまた肝炎でした。同じ病院に3人もの肝炎の患者が居たなんて、これは良くある病気なのかと思いましたね。

d0000995_21333747.jpg今度の人は年下とあって私は少し先輩風を吹かし、TVの無料視聴などKから伝授されたことなどを教えたものでした。
今度の同室者Nはある意味ものすごく運がいい人でした。彼は保険のセールスマンに保険加入をしつこく勧められ、根負けして仕方なく入って、第1回の保険料を払うやいなや肝炎で入院でした。たった1回の保険料を払っただけで総ての入院代、個室代、薬代など総ての医療費が保険会社が支払うことになり全くお得な保険の加入となったそうです。
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Commented by genova1991 at 2007-07-14 22:08
まあまあ、笑っていいのか何だか、運がいいのか、悪いのか
困ってしまう同室人さんですね(やっぱり笑
気の合う人で良かったですね。
Commented by marrrsan at 2007-07-15 10:17
●genovaさん
同室の人は狭い空間で生活を共にするので気のある人だと
気楽でいいですね。その点では、まあラッキーだったと思います。
by marrrsan | 2007-07-14 21:36 | ・回顧 | Trackback | Comments(2)