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The Yellow Room

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英語力が落ちてきているこの頃なので、少しでも今の程度を維持、できればアップしたいと思い
頭を英語モードにする時間を持とうと老骨に鞭をうち、英語の本を読むことにした。
さむさんもやっている音読を兼ねてみたりして・・・・。

読書再開の第1号の本にマリー・ロバーツ・ラインハートの「黄色い部屋」を選んだ。
理由
これはニューオーリンズで拾ったものでただで手に入れた。
全く新品で読んだ気配もなく、綺麗なペーパーバックだったから。
小難しくないミステリーだったから。

この作家、アメリカではある程度有名なのでしょうか?私ははじめて知りました。
裏表紙に60冊もミステリーを書いているなんて宣伝文句がありましたが・・。

話は夏の別荘地に来て見ると見知らぬ若い女性の死体があったと言うところから始まります。
探偵が事件を解き明かすと言うものではなく、近くの別荘に療養している男が興味を持ってといていくと言うもの。
それほど難しい英語ではないのですが、この人の文章の書き方がねぇ。
英語の文章は名前などは文の中で一度使うと次からは he とか she という代名詞を使うのが普通です。しかし、これが長く続いたり第3、第4の登場人物が出てきたりするとその代名詞が誰をさすのか混乱します。この作家はまさにそれ。もうちょっと早く名前を再び使って欲しい。読んでいて一瞬誰の事かすぐわからないことがあります。これは読解力の弱いわたしのせいかもしれませんが、やはりちょっと問題がある文だ。

それほどのサスペンスもなく、それでも殺された女性の身元や何故そこで殺害されたかという謎にひかれて読んでます。あと読破するまで3分の1と言うところです。
Commented by gionbayashi at 2007-05-22 16:34
英語で読むのは楽しそうですね。 速読というのはどうでしょうか。
最近は長く読むと目が疲れるのでやむなく速読というのをやってます。
数時間で読み終える方法。

一つは真ん中から、或いは2/3から読み始める。 読み終わってから
前のところをチョコチョコと読む。
或いは1ページの内数行ずつ読み進んで、興味のあるところへきたら
そこだけ全文を読む。 苦肉の策です。
Commented by marrrsan at 2007-05-22 22:20
●gionbayashiさん
英語の本は速読ぽい読み方してますね。
分からない単語は無視して先へ進むし、あまり小さなことにはこだわりません。こういう文章を書くんだとかここにはこんな単語を使うんだと言う風な物語のストーリも興味ありますが英語の使い方にも興味をもって読んでます。
Commented by genova1991 at 2007-05-24 10:35
黄色い部屋と聞くとガストン・ルルーの古典を思い浮かべますが、
内容は忘れました。名前だけ覚えていても中味がさっぱりでは、
読んだことにはなりませんね。
英語に翻訳したものなんぞは、案外クセがなかったりして^^;
ケストナーの童話をよく読んだのを思い出しました。
童話じゃ簡単過ぎて物足りないですね。
そうそう、ムーミンも^^;;;
童話しか読んでいないヒトで~す^^;;;;;;;;;
Commented by marrrsan at 2007-05-24 13:34
●genovaさん
ルルーの「黄色い部屋」は密室トリックの傑作と言われていたと思います。私は中学生の時「中一時代」の付録の中一文庫で読んで(中二だったかも)、魅了されました。付録はかなりの縮訳版ですね。完全版をいつか読みたいと思いつつ、現在にいたりました。しかし、子供のときは「ルルー」なんて面白い名前だなぁと思いました。
中学高学年で英語版の「ハックルベリー」を簡単にしたものを読もうとしてすぐに挫折しました。
大学の時はドイツ語を第2外国語で取っていて、無謀にもハインリッヒ・マンの短編集を読もうとしました。3、4ページで挫折しました。その3、4ページも意味はほとんどわからず、「文字を読んでいた」だけです。
しかし、原語を読もうと言う自分の意欲にはわれながら偉いと思います。
by marrrsan | 2007-05-22 13:41 | ・読書 | Trackback | Comments(4)