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ロンパリ吝嗇訪問記 二日目

ロンパリ吝嗇訪問記 二日目_d0000995_21141672.jpgロンドンにいるということで精神的に少し興奮していたのでしょう、また時差ぼけもあったのでしょう疲れて早く寝たわりには目が3時くらいに覚めてしまい、それからまた眠りにつけませんでした。朝方うとうとしましたが、眠りに戻ると言うことはありませんでした。7時ごろ J が起きて部屋を出て行く音がしました。程なくして戻ってきた音がしました。
そろそろ起きだそうかどうか迷っていました。まだ早いような気もしました。30分かそこらして、Jがキッチンでゴソゴソやっている音がしたので、起きだす決心をしました。身を整えた頃ドアにノックがあり、J が朝の紅茶と新聞を持ってきてくれました。 J の習慣で朝食の前にまず紅茶を1杯飲むのが慣わしらしかったようです。新聞は朝日の衛星版を取っていて、毎朝なんとフラットまで朝日新聞が届けられていたのです。贅沢だ!イギリスの住むならイギリスの新聞ぐらい読んだらどうだろうと思いました。
腹が減ってきていたのですが、結局9時近くまで朝食は待たねばなりませんでした。

二日目のカッチリ J の親切な予定が詰まっていました。
まずはロイヤルアカデミーオブアーツでの展覧会でした。とてもいい展覧会なので私にもぜひ見て欲しいと予定を立てたようです。 J は会員になっているので友人を招待できる特典があるということで私は無料で入場できました。最初の展示室だけ同行し、後はもう自分は見た展覧会なので、待合室で待っているというとさっさと出て行きました。ある意味ほっとしました。ゆっくり見学できてとても満足でした。しかし待合室に行くと長かった、何をしていたと文句を言われてました。私としては気を使って普段よりは早めにまわったと思っていたのに。

昼は近くの日本食レストランで日本食をいただきました。

ロンパリ吝嗇訪問記 二日目_d0000995_21562616.jpg午後はまずセント・ポール大聖堂に行きました。教会とかあまり興味のない私は何でこんなところへ行くのかと不満でした。しかし、ここは予想に反してとても印象深い、訪れてよかったと思う場所になりました。一番良かったのは、ドームまで登れると言うことでした。すべて足で登らなければなりませんが、その価値はありました。上に行くにしたがってだんだん細く、狭くなる階段そのうち下を見れば怖くなるようなところもありましたが、最終的に到達したドームの上からの眺めはすばらしいものでした。
ちなみにチャールズ皇太子とダイアナ妃はこの大聖堂でご結婚されたそうです。あまり興味のないことだったので当時知りませんでした。聞いたような気もするけれど、真剣に聞いていなかったので覚えていません。

その日の最後はテートモダンでした。
ここも J が会員なのでただでは入れたような気がします。
ここの展示も気に入ったものがあって楽しめました。

こうして2日目は J のもてなしで本当にすばらしい日となりました。
Commented by ladyinnj at 2007-01-22 23:18 x
宿、食事、更に無料のオプショナルツアーもついて、
なかなか良い旅じゃないですか。
このあとも順調に旅が進んでいくといいですね。(笑)
Commented by marrrsan at 2007-01-23 08:49
●ladyさん
ケチ旅行と言うか無銭旅行の醍醐味を
楽しんだ一日でしたね。
この後はどうなるでしょう?
Commented by lanova at 2007-01-23 14:00
ladyinnjさんに同感!ここまで至れり尽くせりのおもてなしってまるでSouthern Hospitalityのようではありませんか!でもま~さんの文章には、チクリツクリとサボテンのようなとげが…続きはま~だ?
Commented by non_troppo88 at 2007-01-23 15:34
ボクは苦手かも。気を遣って疲れ果てそうです。(苦笑)
30年近く前のロンドンしか知りませんが(汗)、気ままに街を歩き、美術館や寺院を巡るだけでも何日もかかりそうですね。
この後の展開が楽しみです。旅は道連れとも言いますが、ボクは独りの方が気楽で好きですが、、、。
まーさんの複雑な気持ち、、、分ります。(^^ゞ
Commented by Marrrsan at 2007-01-23 21:02
●novaさん
ほんと至れり尽せりですね。何が気に入らないのか、私。
次第に謎の解明が・・・。おおげさかな。

●non-troppoさん
私も基本的には相当の気心の知れた人でないと
宿泊はしたくないほうでありますが、このときはロンドンに言ってみたいと言う欲求が強かったのと、J の度重なる招待に甘えたと言う感じでした。
by marrrsan | 2007-01-22 22:14 | ・懐古的旅行記 | Trackback | Comments(5)