人気ブログランキング |

遥かなるカナダ その2

d0000995_9503678.jpg


* このエッセイのシリーズは一人の日本人が海外移住と言う夢を見て、海外移住申請をしてみたらどうなったかという経験・体験をつづったものです。海外移住申請の手続きは常時変わるので、移住申請のアドバイスと言う意図はありません。体験談として楽しめたらと思います。

  
  カナダ大使館から資料を送ってもらい、カナダ移住をあきらめてから数年後、私は何気なく、いや未練たらしく、ネットでカナダの移住サイトを覗きみていました。そしてビジネスカテゴリーの中のセルフエンプロイメントの必要条件を読んでいて、そこには所持金数千万円と言う条件が消えているのを発見したのです。何かの見落としたのかと思い丁寧に隅から隅まで文章を読んでみましたが、どこを読んでもそんな条件はありませんでした。他の場所に何か書いてあるかと確認しましたが、どこにもありませんでした。ただあったのは投資で移住する場合は数千万の所持金が必要だという事でした。移住のためのポイントを確認すると、問題なく合格点を越しているではありませんか。これは、私でも申請ができると、私は喜びました。さらにその当時は簡略化した申請書だけの提出で、あとで細かな書類を提出すれば申請は出来るとあるのです。これはチャンス。私は勇んで申請書をダウンロードして、申請フォームを手に入れました。

  簡略化した申請書とは言え、やはりそう単純なものではありませんでした。申請書は約4ページありました。そこに、18歳から現在まで何をしていたかとか、今まで何時から何時までを含めどこに住んでいたかとか書かなくてはいけないのです。私は一時住所を変えていたので、場所はすぐ思い出せましたが、年月は思い出すのに大変でした。若ければ問題ないのですが私は50代だったので20代の記憶は呼び覚ますのに大変でした。また親、兄弟の情報も書くページがあり、生年月日など親とか兄弟ははっきり知らなかったりしたので
困りました。移住の申請書に書くからとは言いにくく、それとなく聞き出したりしました。
 
  何とか4ページの申請書を埋めてマニラのカナダ大使館に送りました。これは大使館で移住手続きの順番を取るためのもので、あとで順番が来たら更なる必要書類を提出しなさいと言う連絡が来るとの事でした。つまりこういう手続きがあるくらい移住申請者は多いという事も言えました。1,2か月たったころカナダ大使館から確かに申請書は受理しました。以降は連絡をするときは必ず次の番号を述べることと書いてあり、ファイルナンバーなるものを与えられました。こんなに早く受理の手紙が来るという事は、どんどん手続きが行われていて、必要書類もまもなく提出することになるのだろうなと思いました。
希望に胸膨らんでいた2007年7月の事でした。



  
トラックバックURL : https://marrrsan.exblog.jp/tb/21931457
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
by Marrrsan | 2015-07-07 09:52 | ・随筆 | Trackback | Comments(0)