どんでん返った~
2011年 05月 23日

私は日本にいる間は、英語を忘れないようにと(年とともに かなり怪しくなっている)市や町の英語のクラブに行って います。英語の好きな人たちや在住の外国人たちが集まって 自由に英会話をして楽しむと言う集まりで英語の勉強と言う雰囲気のない 楽しい英会話の集まりです。
2週間前でしょうか、しばらく行っていなかった町の公民館で やっている英語のクラブの方へ個展の案内をかねて顔を出してみました。人数は少し減少したけれど相変わらすのメンバーたちがこの町にアメリカから来ている若いALTを囲んで 楽しそうこのクラブを続けていました。 1年ぶりくらいの再会でした。
この日はゴールデンウィーク明けで、ゴールデンウィークは何をしていたかをそれぞれが話していました。
もう既に2人は話し終わっていました。私が部屋に入る頃はいつもゴールデンウィークにはオーストリアにオペラを観劇に行くと言う贅沢な生活をしている人が控えめに話を始めるときでした。
順番に話していて彼の次が私の番でした。私は前回の渡米中の経験やポートランド近郊に引っ越した事
などを話しました。そして私の話のクライマックスはなんと言っても 病気になり、救急車で病院に運ばれ入院して70万円近くの請求を されてしまったという話でした。
みんな一様に医療費が高くてアメリカでは病気になれないなと話していました。
このグループには娘さんがカナダに移住していて彼女も毎年夏に3ヶ月ほど カナダに行くと言う中年のおばさんがいるのですが、その人が
「国民保険が使えるのじゃあないかしら」と言いました。
「私は申請したらちゃんとお金が下りてきました。何か制度が 平成13年頃に変わって、海外で病気をしてもちゃんと国民健康保険が使えるのよ。市役所に行って詳しく聞いてみたら。」と天の救いのような言葉をおっしょいました。このグループには市役所に勤める人もいるのですが、よく知らないと言うので
聞くだけなら損はないし、まあ、だめもとで本当にそうなのか聞いてみようと 思い、個展も終わり、市役所に行って聞いたところ、窓口の男の人が言うには
「はい、保険金がおりますよ。全額ではありませんが、海外での治療費などは申請すればちゃんと込み民保険から出ます。ではこの書類を書いて病院で受け取った書類を日本語に訳して、請求書を添付して提出してください。そうすれば口座に振り込みます。」
本当だったんだぁ!世の中がぱぁ~とバラ色になりました。
全額は無理にしてもある程度戻ってくるのはあきらめていただけに、本当に嬉しいです。
たまたまあの英語クラスに行って入院の話をしなければこの制度も知らずに70万円の泣き寝入りでした。

でも日本にいてもそうなのですよ。高額医療費の免除など、こちらから申請しないと全額お支払い…役所にとっては知らないならそのほうが都合良いと考えているのかも。

ほんとうに、あの方がいてあの時この制度を教えてくれなければ
全く知りませんでした。もらえる高額のお金をもらい損ねるところ
でした。しかし日本も良い制度を導入しているのですね。これなら
海外旅行保険はいらないですね。
はい、知り合いの方というカップルが来ました。
初めは静かに見ていて何も言わなかったのですが、
男の方が女の方に何か言ってから、女の人が
仙台の方と知り合いで展覧会を勧めたといってました。
ご紹介頂きありがとうございました。
こうして保険がグローバル化して世界に通じると
便利で良いですね。
ということは海外旅行保険は本当はいらない?


ほう100%あきらめていたので、この話を聞いたときは
小躍りしました。金を取るときは連絡してくるけど払う時は
何も言わない行政ですね。

全額じゃなくても、助かりますよね。
日本の国民健康保険ってよく出来てるんですね!
英会話のクラスのその女性に感謝ですね~。

日本政府を味な事やるな~と思いました。
これだともう海外旅行保険はいらない?
クラスで話をしてよかったと思いました。