年をとっていくということ?
2005年 07月 17日
今日は偶然何処かのサイトで漫画家の永嶋慎二さんがつい最近お亡くなりになった
というニュースを知りました。
永嶋さんは「フーテン」という漫画で知られています。自伝的要素のある漫画で
そういうタイプの漫画を描く先駆け的な人ではないでしょうか。
しかし最も知られているのは漫画版の「柔道一直線」ではないでしょうか。
永嶋さんの生き方からするとスポ根漫画というのは一番彼の漫画家としての
スタンスからはかけ離れているようで、わたしはちょっと違和感を感じましたが
反面、これによって彼が漫画家として有名になっていければ良いなとは
思ってもいました。
一緒に育ってきた世代、あるいはそのちょっと上の世代の人たちの訃報を
よく耳にするに様になり、われわれも年をとってきて周りの人が一人、二人と
亡くなって行くのを目撃する世代になったのかなとふと思いました。
昔は長生きをしたいという願望が強くありましたが、
知っている人たちが回りから消えていき、取り残されたように老いた身体で
生きていくのはどんな感じなのでしょうか?
天野さんの急逝にはわたしも驚きました。ちょっと前にNSPのことが話題になったり、最近NSPの活動が再開されたような記事を読んでいたので
なおさらびっくりでした。7月1日に亡くなられたそうです。
二人とも芸能ニュースのようなものに大きく取り上げられるような人ではないので(気づかなかっただけかもしれませんが)私も知らずに過ぎてしまう所でした。