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The Heart is a Lonly Hunter  (心は孤独な狩人)

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最近は本当に本を読まなくなってしまいました。
高校から大学まではかなりの本の虫で本を読んでいるのが
一番幸せな時間というくらい、よく読んでいました。
どちらかというと外国の小説が好きでした。
多分大学の頃でしょうか本屋で偶然見つけたこの文庫本。
「心は孤独な狩人」、題名に惹かれて買いました。

カーソン マッカラーズ(Carson McCullers) は南部出身の女流作家です。
「心は、、」はある南部の街に住む聾唖の男を取り巻く人々を描いた物で、マッカラーズが22歳という若さで書いた小説とは思えないほど年齢、性別の事なる人物がうまく描かれています。内容もよくわからず買った本でしたが、買ってよかったと思い今でも好きな作品の一つです。

内容の解釈はいろいろあり、聾唖の男をキリストとして読むことも出来るのではと確か解説には書いてありました。
マッカラーズの作品には同性愛者のキャラクターがよく登場します(彼女自身、女性の愛人がいて、最初の夫には男性の愛人がいた)、しかし彼女は性的なことの表現としてではなく人間の疎外感とか違和感、孤独といったものを表現するためだったと解釈されています。「こころは、、、」ではメインの聾唖の男がそのニュアンスを持っています。

マッカラーズは8冊の小説しか書いていませんが、彼女の作品は映画化されていてこの作品もアラン アーキンの主演で映画化されています。しかし本を読んでから映画を見ると映画の出来はあまりよくないと言わざるを得ません。一度だけテレビでみたことがるのですが、本の持っている雰囲気やよさが全然伝わって来なくてがっかりしたことを覚えています。
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Commented by lanova at 2005-04-06 13:16
おもしろそうですね。特に<カーソン マッカラーズ(Carson McCullers) は南部出身の女流作家です。>の一文にググッときてしまいました。早速、美和子さんにリクエストして送ってもらうことにします。
Commented by Marrrsan at 2005-04-06 14:41
Reflection of Golden Eye(黄金の目に映るもの)という作品はマーロンブランドの主演で映画になっています。私自身、本も読んでいませんし、映画も見てはいませんが。
by Marrrsan | 2005-04-05 15:33 | ・懐古的本棚 | Trackback | Comments(2)