Opening Night On Julia St.
2010年 03月 07日
さて、今日は月に一度のギャラリーのオープニングナイト。市内のギャラリーが一斉に展覧会のレセプションを行います。ほとんのギャラリーは、元倉庫街のジュリアストリートとヒップなショップが並ぶマガジンストリートに集中しているので、レセプションのワインを片手にギャラリーを見て歩くのには持ってこい。今日はそれほど寒くなくちょうどいい天候でした。
まずはジュリアにあるギャラリーを見て回りました。最初に行ったのがニューオーリンズでは一番と言われるアーサー・ロジャーギャラリー。なかなか思い白い作品の個展が2つ開催されていました。以前より広くなってより長居をしたくなるギャラリーです。私がニューオーリンズに来た頃はこのギャラリーはマガジン通りにありました。
次に行ったのはジョナサン・ファラーラギャラリー。このギャラリーは別の場所にあった物が去年あたりにこのジュリア通りに引っ越してきたものです。その昔マガジン通りで小さなギャラリーを仲間とやっていた人が、独立して別の場所にこのギャラリーを開きそして、ついにジュリアに居を構えたといった感じです。
そのあとソレンセン・クリスチャンセンギャラリーへ。ここはジュリアでは新しい方のギャラリーで、展覧会は良い時と悪い時があります。今回は私にはとても刺激になる画家の作品がありました。
そして最後にルミュー・ギャラリー。ここもいい時とまあまあな展示の時がありますね。でもオーナーはなかなかのやり手のようです。ジュリア通りのギャラリーも移り変わりがありますが、ルミューはジュリアで20年以上はやっています。実はこのギャラリーに所属が可能か伺いに行ったことがあります。
最後と思っていたのですが、もうひとつありました。ギャラリービエンヴェヌーです。ここはアーサー・ロジャーと並ぶ有名ギャラリーだったギャラリーの後を受け継いだギャラリーで、新しい割には頑張っています。今回はニューオーリンズでは有名なエイドリアン・デックバーの作品展です。彼女は長い間大きな人物画をテーマにしていることで知られていました。数年前、風景画に目覚め、風景画を専門に描くようになりました。今回はWater Edgeと題された水辺の風景画でした。
とにかくジュリアの展示はいつも私にはとても刺激になる展覧会が多く、新たな意欲を刺激する作品群に満足して、マガジン通りへと向かいました。