Dan Seals
2009年 09月 08日
70年代にポール・ニューマンがブレンディのコマーシャルやってましたよね。
って、ポール・ニューマン話題ではなくて、上の写真の右下のクレジットを見てください。
唄 イングランド・ダン&ジョン・フォードってありますよね。そう、このCMの音楽がアメリカのデュオの
イングランド・ダンとジョン・フォードだったのです。正確には英語ではEngland Dan & John Ford Coley
と言う風にジョン・フォードにはコーリーがつくんです。
実はこのデュオが、私が初めてコンサートと言うものに行ったグループだったのです。CMで名をはせたグループで割と歌声が好きで、それが来日と知り、当時東京にいた私はチケットが手に入り新宿厚生年金会館で彼等のコンサートを見ました。それほどの人気ではなかったようで、後ろの方にはかなりの空席がありました。
それで、休憩後はちょっと前の方に移動できました。
80年代初めにこのデュオは解消され、イングランド ダン シールズはソロとして活躍しました。私はそのソロアルバム デビューのLPを買いました。
イングランドと言うのは高校の時についたニックネームだそうです。ビートルズのファンで英国訛りを真似して
友人からイングランドあだ名をつけられたと言う事です。後にイングランドという名前は無くなり、ダン・シールズとなりました。シールズと言ってピンとくる人は洋楽に少しはなじみのある人でしょうね。
そう、彼はあの シールズ & クロフト と言うデュオのシールズの弟なのです。
なぜこんなトピックになったかと言うと、彼の事をちょっと調べていたら、なんと彼は今年の3月に癌で亡くなっていたんですね。まだ61歳と言う若さでした。
こちらが後年ソロとして同じ歌を歌っている彼の姿です。
このI'd Really Love To See You Tonightは大ヒットした割りにヴォーカルが誰なのか知りませんでした。
この人は結局稼げるカントリーシンガーに身を窶してしまったようですけど、カントリー独特の歌唱法のnasal whining(こぶし?)を取り入れたI'd Really Love To See You Tonight良いと思います。
当時CMに使われた曲がヒットしたので、興行主も儲かると思って
呼んだのでしょうが、そこそこだった感じがしますね。チケットが手に入らないと思っていたのに、簡単に買えましたもん。
ソロになってから、ポップからカントリー&ウエスタンに転向したようですね。当時ソロアルバムはそれほどカントリー&ウエスタンぽいとは思っていませんでした。・・・・でも今聞くと確かにC&Wですね。