ポーラテレビ小説 愛子 (追記 2010 7 5)
2009年 02月 28日
小説家の佐藤愛子をモデルとしたこのドラマは、TBSのテレビ小説として1973年の10月から半年間放送されました。ヒロインの座を獲得した新人の女優は文学座の杉田景子さんでした。
私は後半の小説家になろうとしている姿を描いている部分が記憶に残っています。
当時私は北杜夫にはまっていて、
佐藤愛子は北杜夫と交友関係があり、その部分が描かれるので、興味を持ってみてましたが
どれが北杜夫がモデルになっているのかはわかりませんでした。
ただ新人作家仲間の一人として蟹江敬三が出ていて、彼の俳優としての印象が強く残りました。
それからまったく記憶から消えていたのですが、ほかのブログでこの作品には主題歌あったと書いてあり、私はそんなものあったかなと首を傾げました。
確かにありました。五輪真弓がこの番組のテーマ曲を歌っていたんですよね。
そのブログには、歌詞が書いてあり、それを読んだら、メロディーも頭の中に蘇ってきました。
なんという題名なのかはわかりません。レコード化されているのでしょうか。聞いてみたいです。
さてその歌詞です。
あおい陽の 揺らぐ心は いつの日か 遠くの空へ 消えてゆく
清らかな あの子 夢は いにしえのおとぎ話に 眠らせて ひとり歩くの 夕暮れの街を
主演の杉田景子さんは1981年に女優を引退したそうです。
(追記)
Youtube についに五輪真弓さんのアルバム「冬ざれた街」がアップされました。
これはライブ録音のアルバムで、この中に「愛子」のテーマが入ってます。主題歌として使われたものは
もっと短いバージョンだったと思います。
戦いすんで日が暮れて のドラマはあったような
うすぼんやりとした記憶があります。
愛子先生お元気なのでしょうか?
佐藤愛子さんの若いときから、当時の現在までをドラマ化
していたと思います。いろいろな本や、エッセーから構成したものだと思います。
85歳で健在のようですね。
娘さんはどうしたんでしょうね。北さんの娘のように物書きには
ならなかったのでしょうかね。何か面白いキャラクターだった
ような記憶があるのですが(愛子さんのエッセーで)。
アルバム「冬戯れた街」が1974年の発売なので
多分その中の曲「愛子」が主題歌だったのでしょう。
このアルバム廃盤でしょうかね。
Youtubeにでも誰かアップしてくれないでしょうか。
30数年前,子供の頃はポーラTV小説をよく見てました。
夏休みは昼ご飯を食べてからポーラTV小説見て,
昼寝をして遊びに行く,と言う毎日でした。
その中で五輪真弓さんが主題歌を歌ったのは覚えているのですが
どの話しだったのか?どんなタイトルでどんな歌詞だったのか?
まったりとして優しいメロディだった事は覚えていたのですけど,
ずっとわからず,頭の隅に引っかかっていました。
でも,30余年のモヤモヤが取れてスッキリしました。
曲を聞いたら一度でわかり,なんとなくですが
当時の記憶も蘇ってきて懐かしくなりました。
一番記憶に残っているのが,昼に母親が作ってくれた
醤油だけで味付けしたチャーハンと言うより焼き飯ですね。
醤油だけなのに嫁に作らせてもあの味を出す事ができません。
あの頃に戻ってもう一度あの焼き飯を食べてみたいです。
テーマ曲ですが、「主題歌として使われたものはもっと短いバージョンだったと思います。」と書かれていますが、実際は逆です。
レコード「冬ざれた街」に収録されたものは、シンプルな演奏のライブ録音で1番のみですが、ドラマではちゃんとした伴奏のスタジオ録音で、少なくとも1番と2番があったと思います。と言うのも、通常は1番だけが使用されるところ、ドラマの最終回では2番がかかった記憶があります。もしかしたら1番と2番の両方かかったかもしれません。さらに3番もあったかもしれません。
なにぶん、この正規録音盤はレコード化されませんでしたので、今となっては確認は難しいと思います。
40年まえのおぼろげな記憶をたどってコメントさせていただきました。
そうですか。私の記憶もだいぶ鈍っています。情報をありがとうございます。
このドラマって、もしかしてオープニングに毎回私の祖母が出てたドラマかもしれません。
祖母は佐藤愛子さんと西宮(当時武庫郡鳴尾村)でご近所付き合いで親交も深く、何度か佐藤さんの特集で出たのですが、それかなと。