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70年代半ばから後半にかけてよくレコードを買いました。ミーハー的なところがある私ですが、半面大ヒットした作品よりマイナーな人やグループも好きで、一旦その人やグループを好きになると彼等のアルバムなど買い集めたものでした。
若き日の私が集めたレコードを紹介する「懐かしのレコードコレクション」と言うカテゴリーを本日より追加します。

まずその第1弾として「日暮し」と言うグループを紹介します。
日暮しは1972年にレコードデビューした男性2人、女性1人の3人組のフォークグループで「日本的なオリジナリティを持つグループ」というのが目標だったといいます。

リーダーの武田清一はこのグループを結成する前はRCサクセションに所属していました。脱退後ストロベリー・クリームと言うグループを経て72年に
この日暮しを結成しました。日暮の曲はほとんどが武田の手によって作詞、作曲されています。
もう一人の男性、中村幸男はギター担当で作曲もいくつか担当しています。
紅一点のボーカル榊原尚美は透明感のある伸びやかな声で、曲によって別人のように聞こえたりします。コンサートなのではキーボートや立笛も
担当していたようです。彼女は後にソロになり杉村尚美と言う名前で「サンセットメモリー」という曲をヒットさせました。

1970年半ばから後半にかけて私はNHKの夕方の音楽リクエスト番組をよく聞いていてその番組で始めてこのグループの存在を知りました。
そのときかかった曲の詩の内容やボーカルの声に惹かれるものがありました。
グループ名を記憶してレコード屋へ行きましたがマイナーなグループだったのでレコードを見つけることは出来ませんでした。
やっとのことで見つけ、手に入れたのが彼等の72年のデビューから77年までの作品を集めたベストアルバムこの「春夏秋冬」です。
このアルバムの収録曲は以下です。

A面                                  B面
    まちぼうけ~佐渡を恋うる詩                    別れの詩
    春が来たら                              街を押し流せ
    陽炎                                  冬の夜
    マッチ箱の中の春                          あなたは何処にいるんですか
    風の音が聞きたい                          心の弦をふるわせて
    雪がどんどん                             花一輪 パート2

発売元・日本コロンビア 1977
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桜に間に合うように帰国できるかと思っていましたが、
日ごろから心がけのよい私のこと、大丈夫でした。
今が丁度見ごろというくらいの満開の桜です。
これは実家の隣の土地に咲く桜です。
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d0000995_11524171.jpgPortrait of John 油彩画  個人蔵  1992
当時親しかった友人から頼まれて描いた肖像画です。
サイズ等はっきり憶えていないのですが、縦横1m以上はあったと思います。
今のところ最初で最後の依頼されて描いた肖像画。
普段からあまり人物は描かないので、描けないと思っている人がいる多いのかも
知れません。
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よく晴れて、夏のように暑い1日。
今日と明日はフレンチクゥオーターのフェスティバル。
フレンチマーケットやスクウエアーで音楽のステージや
食べ物の出店が出て、飲んで、食べて音楽を楽しむという
パーティータウン、ニューオリンズの面目躍如のお祭です。
丁度私がニューオリンズに来たころ始まったお祭で、それほどの人でもなかったのですが
今日は言ってびっくりするくらい相当の人出。まるでマルディグラの真っ最中の様。
ジャクソンスクウエアーのあたりなどごった返した人で通り抜けるのも一苦労。
どちらかというと観光客よりローカルの人が楽しむお祭と言った感じでしたが
今日の込み具合を見ると、かなり観光客も多いよう。








ジャクソンスクウエアーの周りには普段から似顔絵描きや絵を売る画家、ストリートパフォーマーなどがいますが今日はその数も普段より多いようです。d0000995_14431019.jpg
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この広場に近くの路地ではアマチュア画家たちも今日は自分達の作品を並べて売っています。
パイレーツアレー(Pirate Alley)という路地にニューオリンズアートアソーシエーションが主催する審査を含む展示即売会と言った趣の展覧会というのが適当でしょう。
(右下の写真をクリックすれば画像全体が見られます)
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音楽や人混みに付かれたら広場から南に道を渡るとすごそこにミシシッピー河があり、川沿いのムーンウォーク(Moon Walk)と呼ばれる土手の小道をミシシッピー河を眺めながら歩くとしばしにぎわいを忘れられていいのですが残念ながら今日はここも人でいっぱいでした。
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今日はリトグラフの刷りをやりました。リトグラフについては制作方法や印刷などあまり知られていないと思うので簡単に印刷の仕方を紹介してみます。

石灰石に描画が終わるとエッチングという工程を2回ほど済まし、いよいよ刷りに入ります。
エッチングを済ませた石は薄いアラビヤゴムの幕に覆われています。
リソチン(lithotine)と呼ばれる溶液を使いアラビヤゴムの幕の上から描かれていた絵をふき取ってしまいます。そのあとアスファルトの液を石の描画してあった部分を中心に薄く塗り広げます。それが乾いたあと湿らせたスポンジでふき取ると、薄茶色のイメージが浮き上がって来ます。この状態に黒いインクを乗せて行くことによって最初に石に描いたと同じイメージが現われて来るのです。


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インクを乗せる前にはいつも石はスポンジで湿らせます。そのあと油性インクをつけたレザーローラーを石の上に転がしインクを乗せて行きます。

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充分インクが描いた絵にのったら(自分が描いたと同じような濃さのイメージになったら)いよいよプレス機を通して印刷です。インクの乗り方、プレス機の圧力の強弱により予想より、濃かったり、薄かったりします。この調節の為に最初は安い藁半紙などを使って試し刷りを何回か行ないます。今回のような大きな石はインクを乗せるのも回数が多くなり、疲れます。
満足の行くようなイメージで刷れるようになった段階でいよいよ本刷りの上質の紙を使って刷り始めます。ちなみに今回使った石はロヨラ大学で一番大きな石で重さは80から90㌔くらいはあります。
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日記にも書いたのですが、本当に今日は
不運が続いて、この忙しいときに時間を
かなり無駄にしてしまいました。

不運が不運を呼ぶのでしょうかね。
それとも不運で焦り、自ら失敗が続き
次から次へと不運が起こるのか
ただそう感じるだけなのでしょうか。

でも幸い、とんでもない不運というのでもないので
それほど嘆くこともないのですが
予想外の負の出来事が続いて起こると
苛立ちを覚えます。
こういうときは何もせず
じっとしているのがいいのでしょうね。

不運続きのあとアパートに帰り
メールを開くと昨日友人に出したメールの返信が
届いていました。

ちょっとしたいい知らせでした。
これで不運の呪縛から解けたような気分。
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水の中の雲 油彩画 30 x 50 in (76 x 125cm) 1998 - 2003 個人蔵

この作品、私としては2つほど初めてということのある作品である。
まず、これが多分絵を本格的に描き始めてから最初の日本を題材とした作品である。
これは上野の不忍池を描いたもの。
もう一つは、完成までに5年近くかかっているということ。もちろん5年間描き続けたわけではなく、途中描いていて興味が薄れてしまったとか、思ったふうに描けずほとんど筆を折った時期があり、気を取り直し何回か再開しやっと満足の行くところまで持ってこれたという作品。
かなり悩ませた作品だが、あるいはそれだからこそ、好きな作品です。
もう一つ、もしかしたら野外のイメージを中心に描いた最初の作品かもしれない。
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20年以上前、一時推理小説にはまっていました。あるとき偶然西村今日太郎の作品を手にしました。既にトラベルミステリーの第1人者でした。しかし私はトラベルミステリーにはそれほど興味はなく、私が手にしたのはトラベルミステリー以前の作品でした。その面白さに直ぐに彼の作品のファンになり、次から次へと読破して行きました。

d0000995_20333527.jpg最初の頃の彼の作品群はバラエティーの富んでいて、いろいろなスタイル、テーマで書かれ、飽きさせません。アイデアも豊富で突拍子もないようなことを納得させるようにうまく読者を導きます。とんでもないアイデアでうまくストーリーを運んだ作品に「華麗なる誘拐」あがります。正確にはこれは誘拐と言えるかどうかは別としてその作品ではなんと「日本人全員の誘拐」を犯人にさせてしまいます。

社会派ミステリーと呼ばれるジャンルもこなしていてその代表的な作品が「4つの終止符」です。社会問題を取り上げながらうまくミステリーを取り込んだこの作品は感動的です。この作品では障害者への社会の無理解、偏見や差別と言ったものがうまくつかわれています。

d0000995_20352679.jpgしかし今まで読んだ作品で一番気に入っているのが「殺しの双曲線」という作品です。この作品では何と物語の一番最初にメインのトリックを読者にあかしてしまうのです。もちろんこのトリックをあかすということ自体がしっかりトリックになっています。そのトリックというのが「犯人は双子であることを利用する」ということです。
物語の序章として一組の双子の物語が語られ、ある事件をきっかけにこの双子が復讐を誓います。そして本題のストーリーへと進んで行きます。ちょっと面食らうのが本題のストーリーに入ると2つの全く異なったストーリーが同時進行で展開して行きます。一つはある一組の双子が「双子であることを利用して」犯罪を犯して行く話です。もう一つのストーリーはアガサクリスティの「そして誰もいなくなった」をパロディーにした話でお互いに見知らぬ男女が新しいペンションに招待され、次々と殺されて行くというもの。一つは東京、もう一つは雪深い東北の山奥の出来事。読んでいてこの2つの話がどう結びついて行くのか不思議で、興味をそそられ読み進んでしまいます。

西村今日太郎にはまたこのようなバラエティに富んだ作品を書いて欲しいと思っている。トラベルミステリーで相当お金も儲けたことだろうし、売ることを考えない本格的なミステリーを書いて欲しいと思っている。
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