コーンフレークからシリアルへ
2008年 05月 03日
そのCMをはじめたのはシスコ製菓という会社でした。
シスコ製菓はコーンフレークを広めるために、ある戦略を考えたようです。それは子供の心をかむと言うもの。まず初めにこのコーンフレークに可愛いキャラクターをつけて売り出すと言う事でした。そして出来たのがこの「シスコン坊や」でした。
インディアンの子供と言う設定でしょうか。なぜインディアンなのかは不明ですが・・・・。
しかしそれだけでは十分でないと考えたのでしょう。このシスコン坊やを主人公にした漫画を作る事にしました。それが藤子不二雄の「シスコン王子」でした。
コーンフレークの名前は「シスコーン」でしたが、「シスコン坊や」とキャラクターが呼ばれていたので「シスコーン王子」ではなく、「シスコン王子」というタイトルになったのでしょうか。
さらにこのキャラクターはクレイメーションによる人形アニメになりました。その番組は漫画とはタイトルが異なる「進めシスコン」でした。
とにかくこの商法は成功したようで、一時シスコーンはかなり売れたようです。私も買いました。しかし、ご飯になれていた私にはこれが朝食になるとは思えませんでした。
時が流れ日本でもこのコーンフレークが「シリアル」と呼ばれるようになり、ライフスタイルの変化とともに朝食として受け入れられているようです。
今では私もシリアルが好きだったりします。あまり食べませんが・・・・・。
これって現在のケロッグのコーンフレークでしょ。
シスコン坊やのキャラ・・・・昔は良~く眼につきましたね。
現在でも持ってるんなら・・・・かなりレアじゃないのかね?
わたしの世代でも朝食にはちょっと、物足りないと感じます。
でも、小学校4年生の息子はこれで充分らしいです。
そんなわたしもヨーグルトをいつの間にか毎朝、とるようになりました。
子供の頃は、ごはんとみそ汁。パンとコーヒーを中心に何か付け加えて
いたものでしたが・・・
食文化の移り変わりもおもしろいものですね。
まさか、日本にシリアルを朝食に食べる時代が来るとは思いませんでした。・・・・でも日本人って新しいもの好きだからねぇ。