思惟するまなざし
2007年 09月 17日
最近早期退職をして画家として製作に打ち込もうという人です。
版画や日本画、そして実験的作品を手がけるアーティスト、酒井重良さんです。
彼は長年、聾唖学校で教鞭をとってきました。
今回の個展は「思惟するまなざし」と名づけられた個展で、ガムテープを貼り付けたり、切り取ったりした実験的作品とペニア板の端切れを写し取ったモノプリントを中心に発表しています。
酒井重良作品展 -思惟するまなざしー
絵を描くことは、認識すること。
言葉にすること。
分析し再構築することによって
未だ見極められないものを
形にすること。
いつも私を苦しめる悪夢を
白日の下にさらすこと。
不安定で不連続な
私の意識を捕まえること。
外界とコミュニケーションすること。
対話すること。
自然のささやきを聞くこと。
自分の位置を測ること。
その意味を確かめること。
自分自身を信じること。
生きること。
平成19年9月13日 ~ 18日
YOU HALL
高崎市高松町3番地 NTT東日本群馬支店内
開館時間 10:00~18:00
芸術に対峙することの意味を考えさせられました。
機会があれば、色々な方のことをご紹介ください。
ありがとうございました。