石森章太郎  「マンガ家入門」

d0000995_757698.jpg   中学生の頃までマンガ家になるというのがずうっと夢でした。 「冒険王」とか「漫画王」を出していた秋田書店が石森章太郎(後に石ノ森章太郎)による「マンガ家入門」という本を出版した時、絶対これを買い、漫画家になる方法を知ろうと思っていたのですが、田舎住まいゆえこの本を置いておく本屋などはなかった。しかしあるとき従兄弟の住む市へ行ったときそこの本屋さんに入ったとき偶然見つけ、もう大喜びで買いました。
  石森がこの本を書いたのは27歳という若さだったのですが、十代からプロとして活躍していた彼のことかなりよく書かれた本で、子供向けの本ではありますが今読んでも感心するほどよく書かれています。
  彼がどのようにして漫画家になったかとう経験談から、ギャク漫画、ストーリー漫画の書き方を自分の作品を例に詳しく説明がなされとても参考になります。
ストーリー漫画の例として彼の「竜神沼」という作品が取り上げられていますが、如何にいろいろなテクニックが使われているかを知り感心します。映画ファンだった彼は映画的な画面の構成などを使用しています。このような細かい計算が漫画の制作に使われていると知り驚いたものです。
  漫画家になりたい人でなくてもこの本を読むことにより、漫画の制作過程がよくわかりためになるいい本だと思います。この本は成功したのでしょう、「続・マンガ家入門」も出版されました。

新入門百科
「マンが家入門」 石森章太郎  秋田書店   1965 初版
 
  
[PR]
by Marrrsan | 2005-04-26 08:20 | ・私的周辺雑記 | Trackback | Comments(4)
トラックバックURL : http://marrrsan.exblog.jp/tb/316218
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
Commented by dice_michigan at 2005-04-26 08:39
ま~さんの「一人で二人芝居」シリーズは「まるで一コマ漫画みたい」と思っていましたが、漫画に影響されたのでしょうか?マンガっていくつになっても楽しく読めますよね。僕は読書は嫌いだけどマンガ読むのは大好きです。
Commented by lanova at 2005-04-26 15:46
漫画家になる夢というのは、今も継続中ですか?画家として大成なさっている今、若き日の夢もぜひ実現していただきたいですねえ。
Commented by Marrrsan at 2005-04-27 09:10
dice くん
そうですね、4コマはマンガの起承転結のコマ割りを考えてつくっていますね。しかし私の子供の頃を思うと今のマンガの隆盛は嘘のよう。子供の頃は「マンガばかり読んでいるとバカになる」みたいないわれかたをしていたしテレビと同じく悪い面ばかり強調されていました。
それで思い出すのが小学生の時「将来の夢」という作文を書かされた時、
本当は「マンが家になりたい」と書きたかったのですが、馬鹿にされそうだったので「科学者になりたい」などと書いたら先生から誉められました。クローゼットのマンが家志望者でした。(笑)
Commented by Marrrsan at 2005-04-27 09:15
Novaさん>
いや、マンが家志望は中学生の時に諦めました。
その才能がないと気づきました。マンが家というのは只絵が上手いだけではなれません。画家とはまた違った、もっといろいろな才能が必要だと思います。