火事
2005年 11月 19日
ハリケーンによる第2次災害とでも言うのでしょうか、火事の被害にあった家が近所を歩いているとよく見受けられました。
10月早々に戻って来た友人によると、彼らが戻って来て次の日に電気が通じたという事ですが、ハリケーン以来しばらく停電が続いていたためか、電気会社が通電すると、その地域からかならず1、2件の火事が発生したというのです。電気回路のショートや漏電が多々起こり火事があちこちで発生したようです。まだ戻っている人もいない家が多く、火事にあった家は殆どの場合全焼してしまったようです。
下の写真の場所には3軒家が建っていましたが、1軒だけ家の一部がかろうじて残りました。
ハリケーンの災害を免れて無事だった家が電気が通じたことで、火事で全焼してしまったというのはなんとも皮肉な話です。
New Orleans Today: It\'s Worse Than You Think・・・タイムの記事へ 立て続けのハリケーン上陸で、壊滅的な状況になっているニューオーリンズ。アメリカでは、責任追及問題から、予算の振り分け、そして具体的な都市再生へと移行する真っただ中です。しかし、日本の阪神淡路大震災のときほど円滑にいくことは難しいようです。なぜなら、住民の帰還問題すらままならず、貧困層が多いこの地域で、経済活動が再生するまでにまだ相当な時間がかかりそうだからです。カトリーナの直撃から...... more
日本では報道されることも減りましたが、この風景は何と言っていいのか・・・すごいですね・・・。
公共事業優先ということなのでしょうか。写真からはわかりませんが
悪臭もするのでは、復旧にはかなり時間がかかりそうですね。
がんばってください。
この地域はまだいいほうなのです。なんと言っても水害がなかったのですから。水害に襲われた地域はどんなものか車が直ったらぜひこの目で見てみたいです。
○Yoshiさん
どうなんでしょうね、お金の使い方。州と市とでの取り合いがあったり
色々問題もあるようです。
わいわいもう悪臭はほとんど感じませんが、10月の初めには臭いが凄かったと友人がいっていました。
ごみのかたずけ一つを取ってもとても時間がかかりそう。この辺でこのくらいなのですから、水害地域はどれほど時間がかかるのでしょうね?
○レディさん
第2次災害は防ぐのはなかなか難しいのでしょうね。
少なくとも人が戻っていれば、直ぐに消火が出来るのでしょうが、電気がなければ生活できないから、戻っている人は少ないでしょうね。
電気会社も一軒一軒の家の状態までは把握は出来ないでしょうね。
正常に戻りつつあるとは言うもののそれは、私たちが住む水害のなかった地域であり、街の80%が水害にあったわけですから、10年かかるというのは大げさではないかも知れませんね。