狼少年ケン
2005年 09月 11日
狼少年ケンはそれまでのアニメとはちょっと違ったところがあります。
当時のほとんどのアニメは雑誌に連載されていた漫画をアニメ化したものが多く、またアトム、鉄人、エイトマンというようにロボット物でした。
ところがこの「狼少年ケン」はオリジナルアニメでしかもジャングルブックやターザンをモデルにした、それまでのアニメとは一線をひいた番組でした。ボバンババンボン、ボンボバン~というスキャットで始まるテーマソングは軽快で耳に残り(昨年CMでも使われましたね)、オープニングの部分はアニメの動きもスムーズで完成度が高く、さすが映画でアニメを製作してきた東映の実力だと子供心に思いました。
また登場するのはケン以外はほとんど動物でディズニーアニメ的な印象も有りますね。
また普通男の子の声は女性が演じる場合が多かったのですが、ケンは男の子役が声優をやっているようでした。
狼少年ケンは森永の提供でソランが出てくるまではケンが森永のメインのアニメキャラクターでした。キャラメルか何かを買うとおまけにキャラクターの起き上がりこぼしのようなおまけがついていてそれを集めるためにやたら買い込んだ記憶があります。
確かにちょっと外国製作風なところがあります。本文にも書きましたが、動物が主に活躍するし。外国のアニメって動物が主人公って多いから。
昔は良かったなぁ・・・そう思います。今の子供たちより幸せだったかもしれません。
今よりものにあふれた時代より、自分たちで考えて物を作ったりして遊べて子供らしい時代をすごせたような気もしますね。