霧の中の愛
2011年 05月 24日
何のことを書くのか疑問に思う人が多いのでは。
この「霧の中の愛」と言うのは欧米で使われるある花の俗名です。花の名前に詳しい人は(たとえばgenovaさんのような方)はすぐ、ああ、あの花ねと分かってしまうでしょう。
しかし、多くの人はこの花を見てもなんと言う花とその名前を知りたくなりますよね。
これがその花です。きんぽうげ属に所属する花のようです。
この花はニゲラ(Nigella)、和名を黒種草といいます。
なんでまたこの私が花のことを話題にするかと言うと、実は東京での個展にこの花を描いた作品を展示したのです。しかし、私はこの花の名前は知らないし、実物も見た事がありません。ブログ仲間でロンドンにお住まいのYさんが撮影した写真を拝見し許可を頂き数年前に制作した作品です。今回アトリエの隅にあったこの作品にもう一度日の目を見させてあげようと、東京の個展に展示したところ、この作品に興味をしめす人がかなり多く、この花の名前を知りたがる人が多数いました。
コレクターのFさんの奥様がこれが「ニゲラ」という花だとブログで教えていただきました。検索してみると案外に白い花はあまりなくピンクや青い花弁のものが多いですね。この絵のもとになった写真ももしかしたら薄い
青色だったのかもしれません。
とげのように飛び出している葉(?)のせいか「霧の中の愛」というロマンチックな名前のほかに恐ろしい名前も俗名としてついています。その名前は・・・・
茂みの中の悪魔
ニゲラなんとゴジラみたいな怪獣を思い出してしまう名前ですね。
花に詳しい人には有名な花なんですね。
従兄弟の奥さんがプリザーブドフラワーを教えているので
彼女に聞けば知っていたかもしれませんね。